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例えば、3年間ずっとノーミスでやってきた論田くんが、はじめてミスを出した。 3年前からずっとその仕事ぶりを観てきた上司と、異動していきなり論田くんのミスに出くわした上司と、論田くんへの印象は同じだろうか? 両者のミスの「情報占有率」がちがう…
「A」 会社テレビや新聞などで年々深刻化するゴミ問題が取り上げられている。例えば一般的な家庭ごみとして、生ゴミのほかにも食品容器や商品などの過剰包装による廃棄物が多く見られるという報告がある。最近では指定されたゴミ袋を買ってごみを捨てたり…
心は目に見えない。だから客観的に知ることはできない。ならば、心とか意識なんて面倒なことを考えるよりも、目で見える、定規で測れるものだけを考えることにしよう。そう考える人がいても不思議ではない。 行動主義心理学(注1)と呼ばれるこの流派では、…
日本の建築は寿命が短いが、これは木造自体の耐久性から決まるのではない。木造建築でも百年や二百年は持つ。千年以上持たせることも可能である。しかし、構造部材(注1)のメンテナンスが必要なので耐久性を考えると大材(注2)を用いたほうが良い。しかし…
世界の食糧供給の頭打ち(注1)、かつての日本と同じように、経済成長のために農業を衰退させ、一方では食生活の向上を図るアジアの動きなど、私たちが暮らしている輸入大国の基盤は意外に脆い。 私たちは、このへんで食糧の危機管理体制を考えておく必要が…
すでに地図の空白がなくなった現在、地理的な冒険や探検といった行為は、時間が経つにつれてどんどん不可能になってきている。ジャーナリストの本多勝一氏は、冒険の条件として「命の危険性」と「行為の主体性」の二つをあげているが、近代の冒険は、その後者…
2010年11月10日 エ―ピーシー株式会社 海外営業部長 田中春子 様 アサクラ株式会社 国際課長 西田良雄 拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。 先日お知らせいたしました通り、弊社は、事業拡大のため、来年1 月に…
価値観や科学的常識は、誰にとってもいつの世でも、変わらぬものだと感じがちです。しかしそれは雲の形のように、一見、静止しているように見えて、じつはゆっくりと変化しています。あまりにもゆっくり変化するため、多くの人が、雲は静止画のように変化しな…
他の人の成功事例をマネすることが、必ずしも自分の成功を約束するものではなくなったのがいまの時代です。昨日までの成功は、今日の成功を意味しません。そのような時代に大切なのは、やはり創造力です。そして創造力とは新しいものをつくりだす力を意味して…
最近、思想を表現する方法について考えることが多くなった。たとえば、文章は思想を表現する方法のひとつだけれど、その文章にもいろいろな表現形式がある。哲学の勉強をはじめた頃の私は、さまざまな形式のなかで論文という形式だけが、思想表現の方法にふさ…
「A」 乳幼児期の子どもは、身近な人とのかかわりあい、そして遊びなどの実体験を重ねることによって、人間関係を築き、心と身体を成長させます。ところが乳幼児期からのメディア(注1)漬けの生活では、外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を…
我が身が生涯に望み、知りうることは、世界中を旅行しようと、何をしようと、小さい。あきれるくらい小さいのだが、この小ささに耐えていかなければ、学問はただの大風呂敷(注1)になる。言葉の風呂敷はいくらでも広げられるから、そうやっているうちに自分…