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すでに地図の空白がなくなった現在、地理的な冒険や探検といった行為は、時間が経つにつれてどんどん不可能になってきている。ジャーナリストの本多勝一氏は、冒険の条件として「命の危険性」と「行為の主体性」の二つをあげているが、①近代の冒険は、その後…
私が35歳になったころ「このごろは少年時代に経験したようなものすごい雷雨が無くなった」と口にしたことがあります。ところが60歳ぐらいになったとき35歳ぐらいの人から同じ言葉を聞いたのです。つまり私が強い雷雨は無くなったと感じたときその人はま…
気分が落ち込み、物事への興味を失うという症状が続き、それが悪化すると、「うつ病」という診断を下される。この病気には同時に記憶力の低下、判断力の欠如といった症状も現れるため、70代、80代の高齢者の場合は、「認知症」と誤って判断される恐れがあ…
どうして人はツメをかんでしまうのでしょうか。ツメかみの癖がある人を観察していると、読書をしている時、仕事中、受験勉強中、または携帯電話をいじっている時など、どうやら何かに没頭している時にツメをかむようです。ツメをかむという行動には、活発にな…
「NO!」と言える労働者になるためには、まずは自分たちの働き方のなかに「法律違反」があるかを知り、その救済手段を知ることが第一です。今の50代、60代は会社に守られて生きてきた「知らなくて済んだ世代」ですが、今の若者たちは自分たちで生活を守…
かなり能力のある人が何時まで経っても上昇気流に乗れず奇妙に不遇(注1)であるという場合が少くない。そういう型は例外なく親友がいないのを特色とする。深く語らえる友を見出すための努力を怠ったせいである。通常、親友が出来るのはニ十歳前後である。そ…
近年、高齢者や妊婦などの、いわゆる「買い物弱者」を対象とした新しいサービスが注目されています。大手牛乳配連会社のある販売店では、配達先の一人暮らしのお年寄りの安否確認サービスを始めています。宅配ボックス内の飲み物の有無を確認し、配達された状…
大学の講義やセミナーの場を通し、折にふれ、私は学生諸君に向かって、「せっかく大学に入ったのだから、ひとつでも多く知的感動を味わい、学問を楽しんでほしい」と語りかけている。 しかし、現状を見ていると…もとより私の力不足もあろうが…残念ながら、…
日本語の大きな特徴には、母音が多いということ以外に、唇をあまり使わずに、口の奥で構音する(言葉をつくる)という点もある。つまり、口元を動かさずに、喉で言葉をつくってる感じだ。だから、日本語をしゃべっていると、能面とかポーカーフェイスといわれ…
国を国たらしめる要素は何なのか、ということでは、伝統的に、領土、国民、統治権、これが国家の三要素だ、といわれてきた。つまり、一定の土地とそこに住む人々、そしてその土地および人々に支配権をもつ統治権力、この三つがそろってはじめて国家というもの…
日本には、「湯水のごとく使う」という言い方がある。「金などを湯や水を使うように、考えなしに、どんどん使ってしまう」という意味である。 日本では、昔から水が豊かだと考えられてきた。雨も多いし川も多い。特に東京や大阪など大きな川のそばにある都市…
人生やビジネスに目標を持つべきだ、というようなことが最近よく言われるが、わたしはそういう言い方に違和感を覚える。目標というものは、「持つべきだ」とか「持ったほうがいい」ものではなく、「持たなければいけない』とわざわざ啓蒙するものでもない。人…